押野の信条である一期一会は、儚い瞬間にひそむ切ないまでの美しさへの深い敬意の念に反映され、彼が創り出す料理に大きなインスピレーションを与えています。
その言葉を念頭に、『Oshino』でのお食事はまるで人生において最初で最後に味わうかの如く、今という瞬間を楽しんでいただく場であり、自身の役目とは江戸前鮨の伝統を技と独創性によって表現し、究極の一貫を創り出すことだと押野は考えております。
『Oshino』に一歩足を踏み入れていただいた瞬間から広がる心地よい静けさの中で、生涯心に残るお食事へとお客様をお誘いいたします。
押野にとって鮨職人であるということは深甚な使命であり、自身が30年以上に渡って真摯に追及して参りました。
子供の頃からの夢であった鮨の道を志し、一流のすし屋で鮨職人となってからもずっと一貫して、江戸前鮨の起源そしてお客様へのおもてなしに深い畏敬の念を捧げてきました。
押野は受賞歴のある江戸前鮨職人として、一瞬一瞬を際立たせ、深い意味を持たせるという諸行無常のはかない美しさに深く感銘し、一つ一つの料理を細心の配慮をもってご用意し、敬愛を込めてお客様にご提供する心構えを大切にしております。
2010年、江戸前鮨の伝統を世界に広めたいという思いで、のちにミシュランの星を獲得することとなる『すし道真次(Shinji by Kanesaka)』の店長として来星し、それ以来約10年にわたってラッフルズホテル店、カールトンホテル店、セントレジス店にてマスターシェフを務めて参りました。
2020年『Oshino』開店と共に、帰還を待望されていたラッフルズホテルに押野が戻ってまいりました。鮨職人としての集大成となる江戸前鮨の最高峰を繰り広げ、真の美食の悦びをお客様にご提供して参ります。
暖簾をくぐると、そこにはひっそりと佇む玄関先が現れます。外界の音は消し去られ、その代わりに凛とした静けさがお客様を『Oshino』の聖域へとご案内いたします。
趣のある質感のタモ材を使った壁の中心には、『Oshino』のロゴでもある店長 押野の家紋が目に入ります。その家紋は装飾が施されていない壁とは対照的に裏からの光で照らし出されています。
底深い湖の静寂な湖面に映し出された月の光を念頭に、著名な建築家 入門潤三( Junzo Irikado) 氏ならではのオーガニックな質感と職人の伝統的な技巧そして光と影を駆使したデザインは、さらなる深い期待感を呼び起こします。
メインダイニングでは、黒竹と檜が繊細に編み込まれた網代天井のもと、一本の原木から見事な職人技により仕上げられた檜の一枚板カウンターが広がり、お客様のお越しをお待ちしております。山形県鳥海山で2500年もの間、火山灰を多く含む地中に眠っていた希少な神代杉を使用したテーブルは、まさに現在と過去が結びつく場を表現しています。 『Oshino』の贅沢な内装は壮麗でありながらも装飾を施さず、真の伝統的な江戸前鮨の最高峰が主役となるよう設計されております。
舞台は全て整いました、お客様がご着席になったその瞬間、至高のお食事がはじまります。
Sashimi (2 kinds), nigiri sushi (10 pieces), maki, soup & dessert
SGD 220
Appetiser, sashimi, cooked dishes, nigiri sushi, soup & dessert
From SGD 300
Nigiri sushi (20 pieces), maki, soup & dessert
SGD 350
Appetiser, sashimi, cooked dishes, nigiri sushi, soup & dessert
From SGD 500
Unit #01-11 Raffles Hotel Shopping Arcade
328 North Bridge Road
Singapore 188719
Lunch: 12.00pm to 2.30pm
Dinner: 6.00pm to 10.30pm
Closed on Sunday and Monday
Online reservations: click here
Reservations for parties more than 5 guests or same day enquiries, please call +65 9012 3938.
Children aged 12 and up, ordering a full set course are welcome.